BUSINESS FIELD

実験動物の飼育・健康管理

飼育管理業務は、実験動物に関する法令及び指針を遵守して行っています。さらに、当社が入居している湘南ヘルスイノベーションパークは、2013年以来、AAALACインターナショナルの完全認証を取得・維持しており、当社も認証維持に貢献しています。AAALAC認証施設では国際的に認められた基準の下で実験動物の人道的管理が実践されており、当社もこの基準の下で飼育・健康管理業務を遂行しています。

施設管理

動物飼育施設を適切に維持・管理するため、絶えず動物室の温度、湿度、室圧等の環境監視を行う他、日常的に用役・空調・排水処理等設備の監視及び保全管理を行っています。この他、定期的に動物室の照度、風量、臭気等の環境測定及び評価を行い、最適な環境維持に努めています。

飼育管理

動物福祉に配慮して実験動物(小・中・大動物)の適切な飼育管理を行い、さらに飼育設備、機器、機材の改善、改良も行っています。また、研究所で飼育されている動物の健康状態を日々観察し、速やかに獣医師に報告することにより、実験動物の健康管理の質の向上に貢献しています。

獣医学的健康管理

大小様々な実験動物に対応する獣医学的ケアプログラムに従い、動物の健康チェック・治療等を獣医師を中心に行なっています。また、微生物学的制御基準に則り検査を行うことにより動物の品質保証に努め、健全な飼育施設の維持を図っています。

病態モデル動物の生産・維持・管理

創薬研究に必要な遺伝子改変動物や自然発症病態モデル動物の維持、定期的な繁殖および供給を行っています。また随時、体外受精および胚の凍結保存などの生殖工学技術を利用した上記モデル動物の系統保存、個体復元あるいは繁殖を実施しています。さらにドナーおよびレシピエント動物などの作製および供給を通じて遺伝子改変動物作製の支援に携わっています。

実験支援業務

各種カニュレーション手術や大動物ハンドリングなど、高度で確実な実験動物技術を用いて、創薬研究に関する数多くの実験サポートを行っています。この業務を通じて新薬開発に貢献できることを誇りに思っています。

GLP関連業務

湘南ヘルスイノベーションパークでは、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社がGLP試験施設の運営を行っていますが、当社はそのうち動物飼育管理、検疫検査や施設管理などを分担し、GLP施設運営の一翼を担っています。